ウチのトイプードル、散歩の時はやたらキラキラした目になるんだよなー。気のせいかなァ?
ううん、きっとそれは間違ってないよ!僕たち犬にだって表情はあるもんね~
愛犬と一緒に暮らすようになると、ふとした瞬間に人間のような表情を見せる瞬間、ありませんか?
大好きなおやつの前にはとびきりの笑顔、ちょっとトイレを失敗したときは申し訳なさそうな上目遣い、期限が悪いときは目がちょっと小さくなっているような・・・
飼い主の愛情補正でそう見えているだけ、ではないんですよ。犬の表情について理解を深めて、愛犬との距離をググっと縮めてもっと仲良くなってみてくださいね。
犬にも表情があるって本当?
冒頭で、愛犬が笑ったように見えたのは気のせいじゃないですよ、とお話しましたが、それについて最近ひとつの記事が発表されています。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12400.php
大昔にハイイロオオカミからイエイヌに進化していく過程の中で、イヌの表情の筋肉が発達し、人間との高度なコミュニケーションが可能となったことを示しています。
詳細はとても科学的で難しいお話になるのですが・・・要するに愛犬のトイプードルにだって、人間と同じように表情筋というものがあって、表情でコミュニケーションをすることが可能であるということです。
愛犬の場合はフワフワの毛で覆われていますから、人間のように素肌が見えていて、ハッキリと顔の動きが分かるわけではありません。ですから、ハッキリと「今この瞬間は、こんな気持ちなのね」と読み取ることは難しいかもしれません。
でも、普段の愛犬との暮らしの中でふと感じた表情というのは、きっと愛犬が飼い主さんに伝えたかったことなのではないかな、と思います。見間違いかしら、なんて謙遜はせずに、愛犬とのふれあいで感じたことを大切にしてみてください。
犬の場合は、表情だけではなく、尻尾や体の動きで表情を伝えることもできますよね。
これをカーミングシグナルと呼ぶそうです。尻尾を振っているときは嬉しいとき、などがそれに該当します。
愛犬の表情は顔だけではなくて、身体をいっぱい使って伝えてくれていますから、小さな仕草にも注目するとより正確に気持ちが分かりそうですね。
飼い主は見た!我が家の愛犬のこんな顔!
そこで当ブログではすっかり準レギュラーの位置に就こうとしている、コタロウのお友達ぶん太くんのお宅でお話を伺ってみました。
ぶん太くん
飼い主くんはボクのことを三歳の子供みたいって言うんやで。それって褒めてるってこと~?
禁句「おさんぽ」
ぶん太くんはお散歩が大好きなのですが、その喜び方がとっても「早い」のです。
飼い主さんが、お散歩の「お」と言った時点で、首を傾げながら大きなお目目をパチパチとさせるんだとか。たった一文字の言葉で分かるなんて、ちょっと早すぎます!
「おさんぽ」と最後まで言ったら、もうぶん太くんは大はしゃぎ。表情だけではなく、身体を目いっぱいつかって喜びを表現します。口に出したが最後、絶対にお散歩に連れて行かないといけない空気になります。
・・・ですから、行く気もないのにいたずらで「おさんぽ」なんて言ったら・・・あとはお察しください。
ごめんなさい・・・
ぶん太くんの表情で次にはっきり分かるものは、ごめんなさいの時だそうです。
具体的には、体調がちょっと悪くて吐き戻しをしてしまった場合です。
家族もビックリして慌てるし、バタバタを大きな音や声を出しがちですが、ぶん太くんはその空気を読み取ったのかどうかは分からないですが、申し訳なさそうに上目遣いで飼い主さんを見るそうです。見えないはずの眉毛がハの字になっている気さえするんだとか。
飼い主さんが「大丈夫だよ、しんどくない?」と伝えると落ち着くそうなので、これはもうぶん太くん、人間の言葉が分かっているのでは?と考えずにはいられません。
飼い主さんと喧嘩!?
ぶん太くんが三歳児と表現される大きな理由は、飼い主さんとの喧嘩が大きな要因だそうです。
たとえば、飼い主さんだけがなにか食べているとき。「ボクにはないのか!」と不貞腐れたような顔をするんだとか。飼い主さんのそばに立ち、じっと顔を見つめるんだそうです。そのときの顔が、なんともいえない表情なんだそうですよ。
この表情は、きっと飼い主さんだからこそ分かった一瞬ですね。ほんとうに犬とは思えない表情の豊かさです。
まとめ
トイプードルは小さなわんちゃんではありますが、その身体を目いっぱい動かしてたくさんのことを伝えてくれているんですね。
特に表情は決して飼い主さんの勘違いなどではなく、れっきとした愛犬からの気持ちの表れです。
小さな犬の、さらに小さな顔のどこに表情なんていえる動きが見えるのか?と不思議に思うかもしれませんが、一緒に暮らして見るとパッと一目瞭然、不安に思う必要などないくらいはっきり分かるものです。
ぶん太くんが「三歳児」と言われているように、時には人間と見間違うほどの繊細な気持ちを伝えてくれますよ。
動作だけではなく、愛犬の顔から現れる気持ちも読み取って、もっと絆を深めてみてくださいね!
コメント