どうして愛犬は、ベッドではなく膝の上で寝るのかしら?膝の上で寝てくれるのは嬉しいけど、ぐっすり寝られないのでは?と思ってしまうのだけど・・・。
愛犬が膝の上で寝るのは、飼い主に甘えたいといった理由があるらしいよ!
愛犬あるあるで、愛犬が飼い主の膝の上で寝る事が多いでしょう。
飼い主としては近くで愛犬の寝顔を見られるのは至福ですが、硬くて不安定な膝で寝るよりふかふかなベッドの上で寝た方がぐっすり寝られるのではないか?と思う方もいるでしょう。
愛犬が膝の上で寝るのには、理由があり、寝姿にも意味があるようです。今回は、愛犬が膝の上で寝る理由や寝姿に関する意味などを紹介します。
愛犬が膝の上で寝る理由
愛犬が膝の上で寝る理由は以下の通りです。
自分の匂いを飼い主に広げたい
膝の上で寝る事で、自分の匂いをその人につけたいという意味があるそうです。マーキングの意味ですね。
自分の匂いをつける事で周囲に「自分の縄張り/自分の物だ!」と認識させたり、自身が安心感を得たいという意味もあるようです。
確かに、私も毛布や服など嗅ぎなれている匂いがあると安心感を抱きます。それと同じなのですかね(笑)
飼い主と仲良くなりたい
犬は相手と仲良くなりたい時に、仲良くなりたい相手の膝の上で寝る事があります。相手の事を信頼しているという意味が込められているそうです。
良く知らない人の膝の上で寝るのは、勇気が必要ですよね。人間だって面識ない人とすぐに親友のような間柄になるのには、難しいです。じっくり信頼関係を築かないと無理ですもの。
また、犬自身が信頼できると認識した人には、常にぴったりと体を寄せていたいと思っているため、膝の上で寝るのは信頼されている証拠です。
我が家の愛犬も抱っこが大好きな子で、座るたびに膝の上で抱っこや寝る事が多いです。信頼されている証拠と思うと嬉しいですね。
安らぎを得たい
犬にとって信頼できる相手は飼い主なので、信頼できる飼い主の膝の上で寝る事で安心感や安らぎを得られます。
犬は人間と同じく睡眠中は、無防備になるので寝ながらも常に周囲に気を配っているので、ぐっすりは寝られていないです。(信頼関係が築けていない場合)
信頼関係が築けていると「危険から飼い主が守ってくれる」という安心感から膝の上で寝ている事が多いです。
また、引っ越しにより自分の匂いが染みついていないので落ち着かない事があるので、落ち着こうと飼い主の膝の上で寝ることもあります。
引っ越しや旅行など慣れていない場所には、大きな不安やストレスを感じているので、撫でて優しく声をかけてあげてください。
飼い主に甘えたい
飼い主に甘えたい/スキンシップを取りたいという思いから、膝の上や飼い主の傍で寝る事があります。
愛犬が膝の上で寝ていたら自然と撫でますよね。愛犬は膝の上に乗れば撫でてくれる/甘やかしてくれると分かっているので、甘えたい時は膝の上で寝るのでしょう。
スキンシップや甘えたいことから膝の上で寝るというのは、飼い主は幸せ者です。人間と違い愛犬は常に全力で飼い主を愛してくれますからね。
リラックスできる
人間の太ももが程よい肉付きであることから、犬にとってはちょうどよいクッションのようです。
また、大好きな飼い主の匂いが染みついている場所なので、安心感も得られるのでしょう。
飼い主と一緒に過ごしたい
犬はどの子も寂しがり屋な子が多いので、大好き飼い主と一緒にいたいという思いから膝の上で寝たり、片時も離れない事が多いです。
また、飼い主がトイレなど離れる時も離れたくなくて後をついていくこともあります。それほど飼い主が大好きで離れたくないと思ってくれているという事ですね。
我が家も常に「抱っこして!」と来ることが多く、トイレに行く時もドアの前で待っています(笑)
嬉しいですが、さすがにドアの前は危ないので部屋で待っていてほしいと思いますね(笑)
幼いころからの習慣のよるもの
幼いころから膝の上で寝たり、抱っこなどが多かった子は自然と、抱っこや膝の上で寝る事が普通だと認識しています。
我が家も子犬の頃から抱っこや膝の上で寝る事が多かったため、膝の上で寝る事に理由がある事を知りませんでした。
寝姿から分かる愛犬の気持ち
愛犬が寝ている時の寝相に、愛犬の気持ちが関係している事を知っていますか?膝の上など飼い主の傍で寝ている時の寝姿から分かる愛犬の気持ちを紹介します。
丸くなっている
犬の寝姿で多いのが、丸くなって寝ている事です。丸くなって寝るのは、急所の腹部を守るためと体温を逃さないようにするためです。
寒くないのに丸まって眠っているのは、警戒や緊張している可能性が高いです。
家に来たばかりの犬は、丸まって眠る事が多いです。初めての場所・人ですから緊張や警戒しているのは当然ですね。
また、長年一緒にいても飼い主の膝の上で丸くなって寝ている時は、不安を感じているのかもしれません。そんな時は愛犬が落ち着くまで抱っこや撫でてあげましょう。
横を向いている
横向きは犬にとって楽な姿勢で、リラックスしている状態です。夏場は横を向きながら足を開脚しながら寝ている事もあります。
横向きは安心している証拠ですが、開脚やお腹を見せて寝ているのは体温を逃そうとしている可能性があります。
犬は体内に籠った熱を逃すのが苦手なので、夏場は熱中症になりやすいです。熱中症になるのを防ぐために、開脚や腹を出して熱を逃そうとします。
うつぶせに寝る
警戒や不安がある時に何があってもすぐに起き上がられるように、うつぶせに寝る事があります。
飼い主の上でうつぶせに寝ているのは、すぐに動けるように気を張っています。半分寝て半分起きている感じですね。
仰向けに寝る
お腹を出して仰向けに寝る(ヘソ天)のは、すごくリラックスしている状態です。急所である腹部を思いっきり見せていますから、それだけ飼い主に信頼を寄せている証拠です。
まとめ
愛犬が飼い主の膝の上で寝る理由は様々ですが、ほとんどが飼い主の事が大好きという事が分かりますね。
愛犬から愛されるのは飼い主だから当然と思う方もいるかもしれません。しかし、犬にも信頼や愛する権利があります。
愛犬をペットとして捉えるのではなく、家族の一員・人間として思ってあげてください。言葉は話せなくても人間より優しく、常に寄り添ってくれる大切な存在です。
愛犬が膝の上で寝ているのは飼い主を信頼している証拠ですから、私達飼い主も愛犬からの信頼を大切にし、絶対に幸せにしてあげましょう。
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