トイプードルの毛質に種類なんかあるの?みんな同じに見えるわ。
みんな同じクルクルに見えるよね。でもね、本当は2種類あるんだよ。
トイプードルといえば、クルンと巻いた毛が特徴的でとても可愛いですよね。
ですが、同じトイプードルでもよく見ると毛質がちがうんです。
基本的に「カーリーコート」と「コーテッド」という2種類に分かれます。
レッドやアプリコットのトイプードルがコーテッドで、ブラックの多くはカーリーコートに分かれます。
二つの特徴やトイプードルの毛質について書いていきますね。
トイプードルの毛質
犬の毛は「シングルコート」と「ダブルコート」があります。
ダブルコートの犬は、オーバーコートとよばれる太い毛(上毛)と、ふわふわと柔らかいアンダーコート(下毛)の二重構想になっています。そのため、寒さにはつよくなります。
反対に、シングルコートの犬はアンダーコートが少ないため寒さに弱く防寒対策が必要になってきます。
トイプードルはシングルコートになります。寒さには弱いですが、抜け毛がすくないので室内飼いに適しているのです。
トイプードルの換毛期
犬の毛は成長期、退行期、休止期の3サイクルを繰り返してる中に「換毛期」と言う期間があります。これは、休止期のあとに訪れる成長期の事を言います。
この、換毛期は被毛が生え変わる時期のことです。
抜け毛が少ないトイプードルも、この換毛期や仔犬から成犬の被毛に生え変わる時期は抜け毛がいつもより多く発生します。
季節の変わり目や夏毛と冬毛が生え変わる時期には、いつもより多く丁寧にブラッシングをするといいでしょう。
成犬への生え変わり時期には、ブラッシングをする事で生え変わりを促進する効果が期待できるので怠らないようにしましょう。
毛のお手入れ方法
トイプードルは抜け毛は少ないのですが、ゴミなどが絡まりやすくもつれやすいです。
ほっておくと皮膚のトラブルにも繋がる場合もあるので、毎日のブラッシングを欠かさない事はあたりまえ。散歩のあとなどもこまめにブラッシングをしてあげましょうね。
トイプードルは撥水性がよい毛質のため、毛が乾きやすいのでそのままブラッシングをしてしまうと切れてしまいます。
シャンプー後か、少し湿らせてから整えてあげると良いと思います。
毛も放っておくと伸びつづけるので、月に一度はトリミングに行くことをおすすめします。
愛犬にあった好みのヘアスタイルを見つけられるといいですね。
毛色の変化
トイプードルの毛色は成長とともに変わることがあります。
毛色は生まれ持つメラニン色素の比率で決まるのですが、成長と加齢とともに退色(毛が色あせること)が見られることがあります。
早くて生後数ヶ月から始まり、3歳頃には落ち着くと言われています。
3歳頃を超えるとゆっくりと進んでいきます。
退色はごくごく自然なことです。人間でいう白毛のようなものですので、あまり敏感にならなくて大丈夫です。
もしも「一気に退色した」「毛が一気に抜けた」などの変わった様子の場合は、愛犬に何か起きていると考えられるので注意してください。
トイプードルの毛質には実は2種類あった
カーリーコートタイプ
トイプードルに圧倒的に多いのがカーリーコートタイプ。
カーリーコートとは巻き毛のことをいいます。
最近のトイプードルではほとんどが、このカーリーコートタイプの毛質です。
毛質の特徴は
カーリコートは犬の毛質タイプの一つで、くるんとしたしなやかで柔らかいことが特徴的なのです。
このカーリーコートの毛質を持つ犬は、トイプードルだけではありません。
代表的な犬種といえば
などの犬がいます。
どの犬も全身をクルクルと巻いた毛で覆われていますが、犬種によって巻き毛は変わります。
巻き毛の癖はきつかったりスパイラルだったり、ゆるやかなウエーブ状だったりと様々です。
カーリーコートタイプの毛質は、撥水性にすぐれているので濡れても乾きやすいという特徴も持っています。
そのため、水の中での動きが得意なウォータードッグ系の犬種に多く見られます。
コーテッドタイプ
トイプードルのほとんどがカーリーコートタイプの毛質ですが、生まれ持つ毛質や親の遺伝からごくごく稀にコーテッドタイプのトイプードルがいます。
毛質の特徴
コーテッドは、巻き毛が緩いのです。縄状でゆるくウェーブがかかっている毛質が特徴的です。
子犬の時期は毛質が柔らかいので、見た目ではわかりにくいかと思います。成犬になるとともに毛量が増え毛質もしっかりとしてきます。
まとめ
可愛くて愛らしいトイプードルの毛質についてまとめてみました。
意外と毛質について気にしたことはないかもしれません。
一度愛犬の毛をよく見て、さらに愛犬のことを知ってもらえるきっかけになると嬉しく思います。
どちらにせよ大切な愛犬には変わりありませんが、もしかしたら希少なコーテッドの種類の方だったかも?
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