野良のトイプードルを見かけない理由とは？野良犬を見かけた時の対処法について

昔とは違い今では、街中を野良犬が歩いている事はほとんどないでしょう。例え、犬が一人で歩いていても保護されるので、そのままほっとかれることはほぼありません。

放浪中に保護される犬は、雑種や柴犬など中型犬～大型犬が多いですが、トイプードル等の小型犬が保護されたという事を聞いたことはあまりないですよね。

今回は、野良のトイプードルがいない理由などについて紹介します。

野良犬のトイプードルを見かけない理由

野良犬を見かけない理由は、狂犬病予防法により野良犬は保健所に保護されます。昔の日本は野良犬が多かったですが、狂犬病予防法の施行に伴い、保健所主導で野良犬の捕獲が行われていました。

結果、1980年代以降のしばらくは犬の殺処分が爆発的に増えた背景も関係し、現在も野良犬を見かける事がなくなったと言えます。

野良犬がいなくなった一方、野良猫は現在になってもいます。多くが人間により捨てられたり、猫が家から脱走し見つからなかったりなど様々です。

逆に道端などに犬が捨てられている所を見かける事はありません。なぜなら、犬を迎え入れる際に住んでいる地域の保健所または市町村への登録が必須となっています。

また、狂犬病予防ワクチンの接種義務や散歩時のリードの必須など守るべきことが多いため迎え入れるのをやめる人もいるのだと思います。

正直、人間の子どもより犬や猫などの動物の方が愛情も持てて、逆に最後まで面倒を見たいと感じると思うのですが（笑）

犬を迎え入れる際は、最後まで面倒を見る覚悟が必要です。「かわいいから飼いたい」「欲しくなったから」等の安易な考えで犬を迎え入れる事はやめてください。

また、野良犬が増えないように、保護した野良犬を殺処分しているのも野良犬を見かけない理由でしょう。

人間の都合で繁殖・生まされ、捨てられて殺されるのは、あまりに身勝手すぎます。人間の方が殺処分されるべき存在なのではないでしょうかね。

トイプードルの野良犬がいない理由

トイプードルの野良犬を見かけないのは、トイプードルは人形の様な見た目や可愛さから人気が高い犬種です。

正直、インスタ映えのためにトイプードルを飼う人もいるでしょう。見た目も可愛い犬を捨てる人はいないと思います。トイプードルに限らず愛犬を捨てる奴は、相当なクズ人間には間違いないです。

野犬と野良犬の意味と違い

野犬は、飼い主のいない犬を指します。人間と触れ合うことなく自力で生きている犬で、狂犬病予防のために保健所に保護され、殺処分されます。

保護してすぐに殺すというのはおかしいです。人間と触れ合ったことがない・狂犬病予防した事がないというだけで殺すのは身勝手すぎませんか？

様々な事情があるのかもしれませんが、「野犬だから殺す」という考えは、人間が無関係な人間を「むかついたから殺した」という身勝手な理由で殺すのと同じだと思います。

野良犬は、人間に飼われていた経験があり、捨てられて放浪している犬を指します。野良犬も野犬同様、保護されると最終的には殺処分されます。

野良犬を見かけた時の対処法

野良犬を見つけたら、自力で保護せずに保健所に連絡してください。気が立っている野良犬もいるので、自力で保護しようとすると逆に怪我してしまう恐れがあります。

保健所は、野良犬や迷子犬を保護する事に慣れているのでトラブルなく保護してくれるでしょう。

保護された犬の事が気になる場合は、自分が里親になるか里親探しに協力するのはどうでしょうか？飼い主・里親探しもSNSに投稿して探すのが多いです。

SNSは多くの人が見るので、飼い主・里親探しがしやすいです。しかし、中には虐待目的で飼い主・里親に成りすます人もいるので、ネット上だけでやり取りするのではなく、実際に会ってどのような人物か見極めましょう。

一人では見極める事が難しい場合は、保護団体の人も一緒に来てもらい見極めてもらうのもいいでしょう。犬の保護・譲渡団体の人は、相手がどんな人間か見極める事に慣れていますから。

まとめ

犬を迎え入れたいと考えている人は、「なぜ、迎え入れたいのか」「犬の世話の大変さ」「最後まで面倒を見られるのか」などきちんと考えてください。

「可愛いから」等の馬鹿で安易な考えで、犬を迎え入れようとしている人は命の重みについて考えていません。犬や猫など動物は、人間のように言葉を話せないけど人間より優しい心を持っています。

本当に安易な考えで犬を迎え入れないでください。覚悟がない場合は、里親探しの手伝いなど多くの犬や猫が優しい飼い主に出会えるように手伝うのがいいです。