カリカリごはんもいいけれど、たまには手作りも食べさせてあげたいな。
わーい!どんなごはんを作ってくれるのかな?
かわいい愛犬のトイプードルに
- 安心できる食材でごはんを作ってあげたい。
- 新鮮なものを食べてほしい。
- 人間と似たようなごはんが食べられるといいな。
と思ったことはありませんか?今やネットで検索すればワンちゃんのための手作りご飯のレシピがたくさん出てきます。
今回は、そんな中からトイプードルに必要な栄養素とおすすめ食材を紹介します。
トイプードルに必要な5大栄養素
手作りご飯を作る前に、トイプードルにはどんな栄養が必要であるか知ることが大切です。
タンパク質
ワンちゃんにとって最も必要な栄養素です。人間の約2倍の摂取量が必要。
筋肉や血液、内蔵、皮膚など体を作る働きがあります。タンパク質はほかの栄養素から合成されて作られることはないので、食事で摂取しなくてはいけません。
タンパク質が不足すると発育不良や貧血、脱毛などの症状が現れます。穀物の含有量が多い低品質なドッグフードを食べ続ける場合に良く起こります。
炭水化物
私たち人間はよく主食として米やパンなどから摂取しますが、ワンちゃんにはあまり必要のない栄養素であるといわれています。
身体を動かすエネルギー源になる働きがあるが、必要以上に取りすぎると、肥満の原因になります。
脂質
脂質と聞くと、太るので避けた方がよいと思われがちですが、ワンちゃんの毛並みのツヤや皮膚をきれいに保つために欠かせない栄養素です。脂肪は酸化しやすいので、開封後時間が経過しているドッグフードなどを食べるとフケが出たり皮膚疾患になったりします。
もちろん、必要以上に摂取しすぎると肥満の原因になるので、ほかの栄養素とのバランスを見て与えましょう。
ミネラル
カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛などのことをまとめて「ミネラル」といいます。この中でも、カルシウムは人間の24倍摂取する必要があるといわれています。
筋肉や神経が正常に働くようにするための栄養素。また、体液のバランスを取る働きもあります。
不足すると貧血や脱水症状、皮膚トラブル等様々な症状が引き起こす可能性があります。
ビタミン
ほかの栄養素の働きを助け、目や歯、骨などの健康を維持する働きがあります。
不足すると貧血や運動機能障害の原因になることもあります。果物やサプリメントなどで補うことができます。
トイプードルに作ってあげたい手作りごはん
手作りレシピの黄金比はこちらです。
肉:野菜:穀物=1:1:0.5~1
肉、野菜の種類は問いません。初めて手作りごはんに挑戦するワンちゃんは、今までのドッグフードに付け足す形からスタートすると良いでしょう。
基本的な調理方法は「切ってゆでる」これだけで十分です。特に野菜は、消化不良などをおこさないように細かく刻んで茹でてから与えましょう。
トイプードルにおすすめの食材【7選】
サツマイモ
血糖コントロールやダイエットにおすすめ。
皮と実の間に栄養が多いので、皮付きのまま与えましょう。
食物繊維が豊富なので、与えすぎると消化不良に。
かぼちゃ
生活習慣病やがんの予防におすすめ。
ワタと皮を除いて与えましょう。かぼちゃの種を湯がいてから乾煎りして作るおやつもいいですね。
カロリーが高いので、与えすぎには注意が必要です。
大根
血液をサラサラにし、利尿効果におすすめ。また、大根の酵素が消化のサポートにも。
加熱すると効果がなくなるので、大根おろしにして与えましょう。
トマト
老化防止やがん予防におすすめ。ビタミンやミネラルの補給にも。
生のトマトはリコピンの吸収率が落ちるので、ドライトマトなど加工しているものを与えましょう。
ニンジン
貧血の予防におすすめ。皮膚や粘膜を正常に保つ働きも。
生で食べるとほかの食品のビタミンCを壊してしまうので、下茹でしてから与えましょう。
小松菜
カルシウムが豊富。肝臓の解毒を助けるので、がん予防にも。
小松菜には膀胱結石の原因になるシュウ酸が含まれているため、下茹でしてから与えましょう。
鶏肉
ほかの肉類に比べてアレルギーが少ない。タンパク質が豊富で、低脂肪。
焦げは有害成分になる可能性があるので、必ず蒸すか、茹でてから与えましょう。
まとめ
今回は、トイプードルに必要な栄養素とおすすめ食材について紹介しました。
必要な栄養素は人間と大きく違います。「タンパク質」と「カルシウム」を積極的に与えるようにしましょう。そして、トイプードルなど犬は肉食兼雑食です。手作りごはんの黄金比「肉:野菜:穀物=1:1:0~0.5」を意識して、愛犬の喜ぶごはんを作ってあげてくださいね。
ワンちゃんが楽しい食事ライフを送れることを願っています。
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