やっぱりドッグフードは健康に良い物じゃないとね。とりあえず、国産買っとけばいいっしょ!
う~ん、気遣いは嬉しいけど、それはちょっと違うかも・・・?
トイプードルのために用意するドッグフード、みなさんはどんなものを選んでいますか?
ひと口にドッグフードと言っても、いざ買うとなるとその種類の多さに驚きますよね。こんなにたくさんの中から、愛犬に合うひとつを選ぶのは骨が折れそうです。
それに、なんとなくで「国産が良い」を思っていませんか? もしかすると、国産と名前は付いているだけの粗悪品かもしれません。 そこで、今回は、トイプードルのためのドッグフードはどんなものが良いのか、その選び方とおすすめの国産ドッグフードをお伝えします。
大事なのは国じゃない!
本当に選ぶべきなのは、どこで作られたかという国ではなくて、どういう栄養や添加物が含まれているかという、ドッグフードそのものの品質です。ドッグフードは、作られた国で差があるものではないのです。
さらに、原産国が日本だからといって、国産であると判断はできません。
一見矛盾しているように見えますが、原産国というのは、最終的に加工がなされた国を指します。ですので、途中まで海外で作っていたり、ドッグフードの元になる素材が全て海外産だったりする可能性があるのです。
ですので、国産の安全なドッグフードにこだわりたいのであれば・・・
- 素材が採れた産地が日本であるかどうか
- どういった添加物を含んでいるのか
この2点に気を付けて選ぶようにしましょう。
結局、なにが入ってたらいいの?
では、実際にドッグフードの原材料を確認する際に、なにが含まれていたら良いのでしょうか。また、なにが含まれていたら悪いのでしょうか?
具体的にどんな素材や添加物があるのかを確認していきましょう。
含まれて良いもの
肉
ドッグフードには、牛、豚、鶏、羊、馬などの肉が使われます。犬にとって一番大切な栄養です。動物性のタンパク質が特に重要で、骨や筋肉、被毛などを作るもとになります。
脂質
ドッグフードには、米油、菜種油、ひまわり油、オリーブオイルなどが使われます。動物性油脂や植物性油脂ではなく、はっきりとどの油なのか明記してあると良いですね。
脂質は毛並みのツヤや皮膚をきれいに保つために欠かせない栄養素になります。
野菜・果物などのビタミン
犬は肉食に近い動物ですから、人間ほど野菜は必要ではありません。
ですが、これらから得られるビタミンは皮膚や胃腸の健康維持に役立ちます。愛犬の毛並みや排便の様子を見て、調整したいですね。
含まれては悪いもの
危険な添加物、多すぎる添加物
添加物の総てが悪いわけではありません。保存期間を長く保ったり、色味を良くして食欲をかき立てたりなど、良い作用は勿論あります。
避けるべき添加物は、酸化防止剤や着色料、甘味料などです。原材料名としては・・・
- 酸化防止剤
- BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
- BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
- エトキシキン
- 没食子酸プロピル
- プリピレングリコール など
- 着色料
- 亜硝酸ナトリウム
- 赤色3号
- 赤色40号
- 赤色105号
- 青色2号
- 青色102号 など
- 甘味料
- グリシリジン
- アンモニエート など
以上のような名前で見かけることが多いです。このような添加物は出来るだけ避けた方が良いでしょう。
また、ひとつひとつの添加物は安全でも、たくさんの添加物を掛け合わせて摂取した際の安全性には疑問があります。気になるようでしたら、出来るだけ添加物が少なかったり、無添加だったりするものを選びましょう。
ミール
ミールとは、粉末状になった肉のことを言います。粉状になっていることで、運搬が楽になったり、加工がしやすくなったりするという利点があります。
ミールの良し悪しには諸説ありますが、4Dミールと呼ばれる質の悪いものが含まれている可能性があります。
中でも、ミートミール、ミールエキスとだけしか記載されておらず、なんの肉なのか全く分からないような場合は、避けたほうが良いでしょう。
おすすめの国産ドッグフード5選
では、国産でかつ安心できる素材で作られたドッグフードはどんなものがあるのでしょうか?
実際にAmazonで購入可能なものの中から厳選してみました!
このこのごはん
小型犬に特化した国産ドッグフード「このこのごはん」。SNSでも人気のある有名なドッグフードですね。涙やけが気になるワンちゃんに与えている方が多い印象。ヒューマングレードのドッグフードで品質も安心です。
国産プレミアムドッグフード「UMAKA(美味華)」
福岡の水炊き料亭が作った、国産プレミアムドッグフードです。人間も食べれる高品質な素材の使用。雑誌やテレビに取り上げられた事があるほど注目されているドッグフードです。
サクラペットフード
防腐剤無添加、化学合成保存料、着色料不使用で、主原料の肉は国産、国内で製造されているドッグフードです。衛生管理の徹底したISO認証、FAMIC(農林水産消費安全技術センター)製造基準適合の国内工場で製造されています。ドライフードと半生フードの二種類がありますよ。
馬肉自然づくりプレミアム
熊本県産の馬肉・鹿肉・猪肉をブレンドした完全無添加で国内生産のドッグフードです。アレルギーにも配慮されており、鶏肉・卵・大豆・小麦は不使用です。害獣による農作物被害を受けて、命を無駄にすることなく地域に貢献する目的で開発されました。
七つ星
原材料、製造は全て国産にこだわって製造されたドッグフードです。農家、工場の品質管理スタッフ、トレイサビリティ管理スタッフ、企画・運営スタッフなどが一体となって製造を行っています。
まとめ
愛犬に国産のドッグフードを買い与えるのもひとつの選択肢です。ですが、ただ製造国が日本であるだけに縛られることなく、どんな素材や添加物が原材料に含まれているのかにも注目して選ぶことで、真に愛犬を思ったドッグフードを選ぶことができるのではないでしょうか。
飼い主も愛犬も納得できるドッグフードと巡り合えますように!
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