多頭飼いトイプードルが喧嘩をする理由と解決法

仲の良いトイプードル 飼い方・育て方
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こちらを見ているトイプードル
飼い主さん
飼い主さん

あら。またうちの子たち喧嘩している。

コジロウ
コジロウ

それは大変!

なぜ喧嘩になってしまったのだろう…。

小型犬のトイプードルでもけんかしている様子はなかなかの迫力。飼い主さんも思わず固まってしまうほどです。喧嘩をしているワンちゃんを見ていると

  • この程度の喧嘩は普通なの?
  • 愛犬がけがをしないかな。
  • どう対処してあげればよいのだろう。
  • 吠える声がご近所さんに迷惑かけている。

といろいろ心配になりますよね。ワンちゃんが関係作りのために必要な喧嘩もあり、心配いらないケースもあります。飼い主さんの対応一つで、喧嘩が少なるケースもあります。

今回は、多頭飼いしているトイプードルが、喧嘩をする原因と対処法について紹介します。

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じゃれあいと喧嘩の見分け方 3点

ボールで遊ぶプードル

喧嘩をしているのか、じゃれているのかを見分けるには、「声のトーン」「しっぽの様子」「噛み方」を見てください。こんな場合は、喧嘩をしています。けがや事故になる前に阻止しましょう。

声のトーン

「ガルルル」「ガウガウ」と低い声で唸っている場合は、喧嘩をしています。

一匹が遊んでいるつもりでも、一匹が嫌がっている場合も唸り声をあげることがあります。これは、「もうやめて!」「ダメだよ!」という相手に対しての警告サインです。しつこく関わろうとすると大きな喧嘩に繋がります。飼い主さんがすぐに止め、引き離してあげる必要があります。

また、唸り声とともに牙を剥きだしている犬は、すでに戦闘態勢に入っていて危険です。気をつけましょう。

しっぽの様子

遊んでいる時は、しっぽはかわいらしく振っています。逆に、しっぽが垂れ下がっていて足の間に入っている時は、喧嘩体制です。さらに毛が逆らっているときは、喧嘩をすぐに始める状態です。

噛み方

じゃれあっている時は、「甘噛み」です。痛みを感じるほどの強い力で噛んでいるわけではありません。また、すぐに離します。

本気の喧嘩の場合は、なかなか噛みついたら離しません。また、噛みついたまま、首を振って傷つけようとします。

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多頭飼いトイプードルが喧嘩をする原因

威嚇するトイプードル

家庭内での順位付け

犬は本来群れになって生活する生き物です。群れの中では、上下関係が重要です。この上下関係は、単純に生まれてからの年数(年齢)で決まるのではなく、喧嘩の強さで決まります。人間と暮らすワンちゃんの場合、リーダーは人間(飼い主)です。多頭飼いの場合、リーダー以降の順位付けを行うために喧嘩をしています。

飼い主をめぐる嫉妬

飼い主さんの行動一つで喧嘩になる場合があります。例えば、家に帰ってきてから最初に撫でているのは誰か、最初に食事を与えられているのは誰か、などの様子が喧嘩のきっかけになります。ワンちゃん同士が認識している上下関係と異なった場合、嫉妬したワンちゃんが攻撃することがあります。理由なく、先輩犬が後輩犬をいじめている場合は嫉妬が理由の可能性が高いです。

発情期

避妊をしていないメス犬がいる場合、激しい喧嘩が起こる可能性があります。特に、オス犬同士は、メス犬をめぐって争います。本能によるものなので、しつけ云々の話ではありません。たいていの場合、大けがをするほどエスカレートすることはないですが、飼い主さんも驚くほど豹変することが多いです。

また、妊娠中や子犬を育てているメス犬も、気が立っていて、ストレスを感じ、子犬を守ろうと攻撃的になることもあります。

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やめさせる喧嘩と見守る喧嘩

喧嘩が起きた時、すべてをやめさせる必要はありません。

じゃれている場合や先輩犬が後輩犬にルールを教えている場合、上下関係を形成している場合は、やめさせる必要はありません。ひどいけがをしない限り、見守ってあげましょう。

愛犬がけがをしていた場合やぐったりしていた場合、強く噛みついて首を振って離さない場合には、やめさせる必要があります。

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トイプードルの喧嘩を止める方法

喧嘩する犬

飼い主さんが仲裁に入る時に絶対にしてはいけないことは、弱い犬(後輩犬)を助けることです。ついつい、小さい方、弱い方を助けたくなってしまいますが、その行為がワンちゃんにとって混乱を生んでしまいます。上下関係を乱さないように仲裁に入る必要があります。

その際に、素手で止めるのは飼い主さんがけがをする可能性があり、危険です。小さなワンちゃんであれば、両方の首元をつかんで引き離します。または、みずをかけたり、缶やスリッパで大きな音を出したりしてびっくりさせる方法もあります。

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まとめ

プードルが穏やかな様子

今回は、多頭飼いトイプードルの喧嘩の理由と解決法について紹介しました。せっかく多頭飼いしたのだから仲良く暮らしてほしいですよね。そのためにも、飼い主さんが喧嘩の本気度を見分け、必要な場合には仲裁することが必要です。一緒に暮らす愛犬たちと信頼関係を気付き、よいコミュニティが作れるといいですね。

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