ペットショップでかわいい犬がいたな~。
二匹目として我が家に迎え入れたいな。
ぼ、ぼくがいるのに・・・。
犬をを飼っていると
- 愛犬に兄弟犬がいたらいいかな。
- 夢の多頭飼いをしてみたいな。
と思ったことありますよね?
街を散歩していても、小型なワンちゃんなら2~3匹つれている姿を見かけたり、ドッグランで追いかけっこしている姿を見たりするとなおさら。
でも、多頭飼いすると喧嘩が絶えなくなってしまった、相性が悪かったという話も聞きます。
今回は、トイプードルを多頭飼いするためのトラブルを避けてスムーズに二匹目を迎えるタイミングを紹介します。
トイプードルの多頭飼い 3つのタイミング
先住犬が子犬の時
- 生後半年から1年くらいの幼児期。
- しつけやルール、社会性が育みやすい。
- 適度な距離感や関係性を保てるような工夫を。
「えっ!赤ちゃん犬が二匹も?大変そう・・・。」
と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、多頭飼いを始めるタイミングとして最もおすすめなのが、生後半年~1年未満の幼児期です。子犬の時期にほかのワンちゃんと一緒に育つのは、社会性を育む上でとっても良いのです。この時期の喧嘩は、一見本気のように見えても、すぐに仲直りすることができ、遊びを通じていろいろな体験ができるのです。
また、年齢が近いので、トイレのしつけや散歩の仕方、食事のルールなども同時に教えることができます。ドッグフードの量なども同じように与えればよいので、飼い主さんの手間も省けます。
たくさんのメリットがある反面、この時期からの多頭飼いはワンちゃん同士が親密になってしまうため、ほかのワンちゃんと交流持とうとしない、無駄吠えしてしまうということがある可能性があります。また、どちらかのワンちゃんが入院をしてしまったり、先に亡くなってしまった場合、もう一方のワンちゃんも元気をなくしたり、寂しがったりする可能性があります。適度な距離感や関係性を保てるようにしてあげましょう。
先住犬が女の子なら、母性が芽生えた時
- メス犬の母性が芽生えた成犬期。
- 先住犬が優しくしつけてくれる。
- 繁殖可能な時期を過ぎてしまった場合は、要注意。
先住犬のワンちゃんが女の子の場合には、大きくなって母性が芽生えた時も多頭飼いの良いタイミングです。この時期に、新しいのワンちゃんを迎えることで、自分が産んだ子でなくても子犬に対してやきもちを妬いたり、喧嘩をしたりすることなく優しく迎え入れることができます。
新しいワンちゃんがしつこくじゃれつく時などには、メス犬が叱る場合もありますが、ともに暮らすためのルールや上下関係を作っているので、飼い主さんは見守ってあげましょう。
ただし、先住犬のワンちゃんがすでに繁殖可能な年齢を過ぎている場合、性格によっては、多頭飼いをお勧めできない場合があります。時期を過ぎている年齢ということは、子育てに対しても興味がなくなってきています。元気いっぱいな子犬が近くにいると、強く吠えて追い払うことが多くなる可能性があります。生活空間を分けてあげましょう。
先住犬がシニア期
- 性格が丸くなってきたシニア期。
- 飼い主のペットロス対策にも。
- シニア犬の介護と子犬のお世話の同時対応に注意。
先住犬のワンちゃんがシニア犬になってくると、昔は喧嘩早かったワンちゃんも、体力の衰えにより性格も丸くなり、すんなり新しいワンちゃんを迎え入れることができます。また、飼い主さんのペットロスの心配にも良いかもしれません。
ただし、シニア犬の場合には、介護が必要になる可能性があります。新しいワンちゃんのお世話と同時に介護もできるようにしましょう。
注意が必要!トラブルになりやすい多頭飼いのタイミング
先住犬が成犬期
先住犬のワンちゃんの性格にもよりますが、成犬期に新しいワンちゃんを迎え入れるには注意が必要です。成犬期になると、それまで自分だけだったところに新しいワンちゃんが来た場合、やきもちを妬いたり、喧嘩を売ったりする可能性があります。たとえ相手が小さな子犬であっても手加減はしません。
無駄吠えや喧嘩で、自分の力を見せつけようとしてしまいます。なので、トラブルになりやすく注意が必要になります。トライアル期間として、相性を見る機会があると良いでしょう。
まとめ
今回は、トイプードルを多頭飼いするタイミングについて紹介しました。
愛犬の数が増えれば、お世話も二倍、ドッグフードも二倍、・・・大変なことが二倍ありますが、かわいさも二倍、幸せも二倍・・・うれしいことも二倍あります。どうしようかな~と迷っている人は、ぜひ、「幼児期」「母性が芽生えた時期」「シニア期」に新しいワンちゃんを迎え入れてあげてください。
コメント