多頭飼いって大変って聞くけど、いいこともあるのかな?
もちろん!2~3匹仲間がいると嬉しいこともいっぱいあるよ!
愛犬家の中には、ワンちゃんに囲まれた生活をしてみたい!と思ったことありませんか?
でも、
- やっぱり一匹だけに愛情をかけた方がいいのかな?
- 自分でちゃんとお世話できるのかな?
- 喧嘩ばかりにならないかな?
と不安を抱えている方も多いと思います。
実際、多頭飼いには、メリットもデメリットもあります。
今回は、トイプードルの多頭飼いのメリット・デメリットを紹介します。
トイプードルは多頭飼いに適している犬種?!
トイプードルは、全犬種の中でも上位に入るほど賢い犬種です。また、もともと狩猟犬ということもあり、飼い主に従順です。また、ほかの犬とも仲良くできる社交的な性格もあります。
こういった点から、トイプードル同士であっても、ほかの犬種と出会っても、トイプードルは比較的多頭飼いしやすい犬種といえます。
しかし、もちろん一匹ごとに性格や個性が異なるので、飼い主さんが愛犬の性格を見分けてあげましょう。
トイプードルの多頭飼いのメリット
かわいさが2倍、3倍!
なんといっても愛犬が2匹、3匹といれば、かわいさも2倍、3倍となります。
一緒に遊んでいるところや追いかけっこしているところ・・・癒されます。特に、寄り添い合って寝ている姿を見ると、多頭いてよかったな、と思います。
留守番が寂しくない!
もともと犬は集団で生活する生き物。一人ぼっちの留守番は苦手としている子が多く、飼い主さんがいない間遠吠えしているなんて子もいます。そんな時に、もう一匹いると留守番の寂しさも減り、ストレスも軽減することができます。
社会性が身につく!
先住犬がいるところに新たに1頭増えると、先住犬がトイレの仕方やルール、上下関係などを教えてくれます。社会性が身に付き、今までほかの犬と仲良くできなかったワンちゃんがほかの犬とも遊べるようになります。
また、勝手にじゃれあったり遊んだりするので、飼い主さんが多少構わなくても、運動不足になりにくく、ストレスがたまりづらいです。
飼い主さんがペットロスになりにくい!
あんまり想像したくないですが、大切に育ててきた愛犬が亡くなったら、ペットロスになりますよね。人によっては、かなり深刻になることもあります。そんな時に二匹目のワンちゃんが支えてくれます。
二匹目のワンちゃんのお世話をすることで、気がまぎれたり、この子のためにも頑張らなくては、という気持ちになります。
トイプードルの多頭飼いのデメリット
先住犬の心のケアが必要!
多頭飼いをする際に最も気を付けたいのが、先住犬への配慮です。トイプードルにかかわらず、先住犬は嫉妬心をもちますが、賢くて人懐っこい性格のトイプードルは特に顕著に現れます。自分への愛情や関心が減ったと感じると大きなストレスを感じます。
経済的な負担が大きくなる!
当たり前のことですが、ドッグフードの量も今までの倍かかります。毎年のワクチンやフィラリアの薬代も倍かかります。ほかにも、去勢や避妊代、トリミング、トイレシート、病院代・・・頭数が多くなればなるほど必要な費用が増えていきます。
そのため、経済的な余裕がある方でないと多頭飼いは不可能ということになります。人間の欲求のままに多頭飼いをしてしまい、保健所に行ってしまうかわいそうな犬を増やしてはいけません。
お世話の負担が大きくなる!
人それぞれ体力や歩くスピードに差があるように、ワンちゃんにも個性があります。お散歩に連れて行っても歩く速さが異なった場合、別々に連れて行かなくてはいけません。また、成長が異なる子や病気もちの子などの場合、一匹ずつ餌や薬の配分が異なり、別々で食事を与えなければいけなくなるでしょう。
ウンチやおしっこなどの処理も今までの倍になります。ほかにも、ブラッシング、シャンプー、耳掃除などの飼い主さんがお世話する負担もお世話にかける時間も増えることになります。
犬は縄張りを意識する生き物です。どんなに仲の良いワンちゃん同士であっても、テリトリーとなるケージは分けてあげる必要があります。
まとめ
今回は、トイプードルの多頭飼いのメリットとデメリットを紹介しました。
多頭飼いには、メリットとデメリット両方あります。新しい子を迎える前に、世話をすることができるのか、生涯愛情を与えることができるのかしっかり考えて、責任をもって飼ってあげましょう。
大変なことや気をつけなくてはいけないことはありますが、かわいさや楽しさはもっとたくさんあります。かわいい愛犬に囲まれて、飼い主もワンちゃんもお互いに幸せに生活できるよう願ってます。
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