愛犬の体質に合うドッグフードの選び方って分からないのよね~。一回食べてみなきゃ合うかどうかわからないし、かといって合わないと体調不良になってしまうし・・・。毒見させているようで嫌だわ。愛犬の体質に合うドッグフードの選び方などを知りたいわ!
ドッグフードは原材料により体調不良を引き起こしやすい物もあるからどんなドッグフードを買うべきか迷うよね!
愛犬の主食であるドッグフードは、フードに含まれている原材料などが愛犬の体質に合わずに体調不調の原因になる事もあります。
ドッグフードの原材料の記載欄を見ても、何を重点に見ればいいのか分からない人が多いと思います。
今回は、ドッグフードが合わない時の症状やドッグフードの選び方などを紹介します。
ドッグフードが合わない時の症状
愛犬の体質によりドッグフードが合わない事があります。ドッグフードが合わない事で以下の症状が見られます。
嘔吐(吐き戻す)
犬の消化は食べ物が胃に入って初めて消化が始まります。
人間は唾液に消化酵素が含まれているので噛む事で消化をスムーズに進めますが、犬の唾液には消化酵素が含まれていないため、胃でまとめて消化します。
しかし、一気食いなど大量に食べる事で、胃が消化しきれず吐くことがあります。
また、過度な空腹で黄色の液体を吐くことがあり、「胆汁嘔吐症候群」と言う状態です。
犬は吐きやすい体質ですが、主食であるドッグフードが合わないと消化に大きな負担がかかり嘔吐が増加してしまいます。
嘔吐直後の胃は緊張状態になっているので、飲食をすることで胃に負担がかかってしまい再度吐いてしまいます。
嘔吐し始めたら落ち着くまで見守り、吐き終わったら2~3時間は飲食を控えて安静にさせましょう。
下痢
ドッグフードに含まれている原材料が体に合わないとアレルギー反応を起こし下痢を誘発することがあります。
ドッグフードを変えた時に、便の形状に変化が表れます。一時的か継続的かでドッグフードが体に合っているかどうかの判断材料の一つになります。
ドッグフードを変えてから嘔吐や下痢などが続いている場合、食物アレルギーやドッグフードが体に合っていない可能性があります。
嘔吐や下痢が続いている時は、変えたドッグフードを一旦食べるのをやめて以前のドッグフードに戻すか、一度獣医に相談しましょう。
ドッグフードを変えた後は、一時的に便がゆるくなるよ!
新しいドッグフードは少しずつ慣らしていこうね!
皮膚トラブル
ドッグフードが体に合わない事で、嘔吐などの消化器系の異常ではなく皮膚トラブルになる事もあります。
犬の皮膚トラブルは皮膚炎が多いです。「湿疹」「痒み」「脱毛」「フケ」などが「目・耳・口の周り」「お腹や内股・肛門」「足の指の間」「目の周りの赤み・目やに」など皮膚の柔らかい部分に発症します。
ドッグフードを変えてから頻繁に掻く仕草や皮膚に湿疹などの異常が見られたらドッグフードが合っていない証拠です。
皮膚に異常が見られたら、すぐに食べるのをやめて獣医に診察してもらいましょう。
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体質に合ったドッグフードの選び方
愛犬の体質に合ったドッグフードを選ぶ際に、ドッグフードに記載されている原材料を確認する事が大事です。
人工添加物不使用
ドッグフードは食いつきや酸化防止のために酸化防止剤などの人工添加物が含まれています。
人工添加物は、種類により人体への使用が禁止されている劇薬が含まれている物もあるので、なるべく人工添加物が含まれていないドッグフードを選んだ方がいいです。
主原料が肉や魚など動物性たんぱく質の物にする
犬は昔から動物性たんぱく質をメインに食べてきましたが、今のドッグフードは動物性と植物性の両方が含まれています。
必ずしも全犬種の体質がドッグフードに合うとは限りません。人間と同じように特定の食べ物にアレルギーを持つ犬もいます。
犬は、牛肉・乳製品・鶏肉・穀物(大豆や小麦、トウモロコシなど)に対してもアレルギー反応を起こします。
特にトウモロコシなど穀物類は犬からしたら消化しにくい食べ物なので、穀類をメインに作られているドッグフードは、消化不良やアレルギーを引き起こす可能性が高いです。
犬のアレルギーは、タンパク質の食材で起こりやすいためドッグフードに含まれているタンパク質を確認してみてください。
個体差があるから、いろんな食材を試してみるといいよ!
ドッグフードを変えたときは、体を掻いたり目ヤニが出たりしてないか、様子を見守ってね。
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獣医に相談する
ドッグフードで起こる体調不良は食物アレルギーが原因の場合があります。愛犬のアレルギー検査をしておいた方が、ドッグフードの購入時や他の食べ物を食べる時の参考になります。
人間も自分がどんなアレルギーがあるか知りたいからアレルギー検査をしますよね?それと同じで、飼い主も大事な愛犬がどんなアレルギーがあるか把握しておいた方がいいです。
アレルギー検査の費用は安くはありませんが、愛犬の健康を守るためなら安い物です。人間より犬のアレルギーは重症化しやすいので、絶対に検査してください。
アレルギーがある場合は、獣医からアレルギー対応のドッグフードが処方されることもあるので、別のドッグフードに変える前に、アレルギー検査と獣医にドッグフードについて相談してから検討しましょう。
ドッグフードが体に合っているか見極めるポイント
選んだドッグフードが愛犬の体質に合っているかどうか見極めるポイントを紹介します。
便や毛艶が良い
愛犬の体質に合っていると、便の硬さが適切な硬さになったり毛艶が良くなったりします。逆に合っていない場合、下痢や便秘・毛艶が悪くなり皮膚トラブルなる事があります。
ドッグフードを変えて、毛艶など皮膚に異常がないか、排便状況・食いつき具合などフードを変える前と変化がないか確認しましょう。
便が多くなるのは、ドッグフードの品質に問題があるかも。
粗悪な穀物などでかさ増ししてる可能性あり!
食いつきが良い
美味しいドッグフードであれば愛犬の食いつきは良くなります。しかし、愛犬の体質に合っているドッグフードでも、人間の食べ物をあげ過ぎていると食いつきが悪くなりなります。
当然ですよね。人間の食べ物は匂いも食感も味もドッグフードとは違いますから、人間の食べ物を頻繁にあげていると、人間の食べ物の味を覚えてしまいます。
そうなると「ドッグフードより人間の食べ物を食べたい」と思ってしまい、ドッグフードを全く食べなくなってしまいます。
さらにドッグフードを食べないでいる時に、人間の食べ物をあげる事を繰り返すと「ドッグフードを食べない=人間の食べ物をもらえる」と認識してしまい同じことを繰り返してしまいます。
もし人間の食べ物をあげている場合は、絶対に人間の食べ物を与えずドッグフードを食べなかったらすぐに片づけましょう。いつまでもドッグフードを残しておくと衛生的に悪いですしね。
それを繰り返すことで「ドッグフード残す=人間の食べ物くれない=ドッグフード片づけられる=お腹すく=ドッグフード食べなきゃ」と認識し、ドッグフードを食べるようになるでしょう。
アレルギー対応のドッグフードである
牛肉など特定の食材にアレルギーがある犬の場合、アレルギーの原因食材が含まれていないドッグフードを選んでください。
ドッグフードの記載欄に原材料が記載されているので、細かくチェックする事を忘れずに。
ドッグフードのメーカーには、原材料について詳しく記載する事が義務付けられていないので、ドッグフードの種類により大雑把にしか記載されていないフードもあります。
ドッグフードを変える前に、口コミや原材料が詳しく記載されているか等確認しましょう。
事前にアレルギー検査をして何のアレルギーがあるか把握しておくといいですよ。
まとめ
ドッグフードは、メーカーにより使われている原材料は異なります。人工添加物たっぷりのドッグフードや穀物メインのドッグフードなど様々です。
そのため、原材料が愛犬の体質に合わない事もあります。体質に合わないドッグフードを食べ続けるとアレルギーや消化不良の原因になります。
愛犬の体質に合ったドッグフードを選ぼうにも何が正解なのか悩む飼い主は多いでしょう。愛犬の体質に合うドッグフードを選ぶ前に、一度獣医に相談するのが一番です。
そして、今食べているドッグフードが本当に愛犬の体質に合っているのか、今回紹介した事を参考に毛艶や便の状況など再度観察してみてください。
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