トイプードルの男の子・女の子では、性格が違うのかしら?
トイプードルを迎えいれる時に、どちらがいいのかしら?
トイプードルは、男女関係なく初心者向けの犬種だよ。
性格は、多少男女違う点もあるよ!
トイプードルというと、ぬいぐるみのような可愛さがある人気の犬種です。
人気者のトイプードルを迎え入れたいと考えている人も多いはずです。
初心者向けのトイプードルですが、男の子と女の子では性格や特徴の違いがあるのでしょうか?
トイプードルを迎え入れる前に、男の子と女の子どちらにしようかと悩むと思います。
今回、トイプードルの男の子と女の子の性格などについて紹介します。
トイプードルの性格
トイプードルの性格は、男の子と女の子では多少違う点があります。
まず、最初にトイプードルの全体的な性格を紹介します。
- 物覚えが良く賢い
- 温厚で人懐っこい
- 散歩やおもちゃで遊ぶなど運動が好き
- 神経質でストレスを感じやすい/溜まりやすい
- 社交的でフレンドリー
- 甘えん坊
温厚で人懐っこいので、小さな子供がいる家庭でも仲良く暮らすことができます。
社交的でフレンドリーな性格から、他の子とも仲良くできます。
甘えん坊で、飼い主の傍から片時も離れません。掃除中など何かしている時に、足元にいてついてきたり、隙あらば「抱っこして!」とせがむことが日常茶飯事です。
大変ですが、ここまで自分を求めてくれていると思うと可愛くて仕方ないですね。
物覚えが良いので、しつけもしやすいです。しかし、頭が良いのでしつけをきちんとしないと悪さをしたりしてしまう事もありえます。
また、人間の言葉も覚えているので、愛犬に向かっていった暴言なども覚えています。
トイプードルは、おもちゃや散歩など運動することが好きです。
ただ、トイプードルは足腰が弱いので、フローリングなど滑りやすい場所での運動は、足腰への負担となります。
負担をかけすぎると、脱臼や骨折をしやすいので、室内で遊ぶ際は、家中の床にマットなどを敷きましょう。
神経質な面もあり、環境の変化に敏感です。
頻繁な長時間の一人での留守番や飼い主からの罵倒/暴言/暴力など怖い・寂しいことが続くとストレスとあり、病気になってしまいます。
人間と違い、犬などはストレスが病気に直結しやすく体に負担をかけやすいです。
病気になると、小さい体にかかる負担は人間より大きいので、長時間の留守番や暴力など愛犬がストレスを溜めるようなことはしないでください。
トイプードルの男の子と女の子と性格の違い
トイプードルの男の子と女の子では、性格が違う所があります。男の子は、元気で甘えん坊、女の子は、落ち着きがあり大人っぽい所です。
男の子の性格
トイプードルの男の子は、元気いっぱいで甘えん坊な所が女の子より多いです。
家族が帰宅した時に、お帰りのリアクションが大きく舞うように喜んでくれます。
また、日頃からどんな時でも飼い主の傍から離れず甘えてくるので、飼い主からしたら嬉しいしかないですね。
ただ、飼い主への依存が強いので、一人での留守番は酷く寂しい思いを感じるでしょう。
頻繁な留守番など飼い主と離れている時間が多いほど、ストレスを溜めこみやすいので一人でもいられるようにしつけをするのも大事です。
なるべく、長期の留守番など一人でいる時間を増やさないように飼い主も気をつけましょう。
女の子の性格
トイプードルの女の子は、男の子より落ちついており大人っぽい所があります。
男の子と同じく甘えん坊な所がありますが、甘え方も少し控えめです。
甘える時も、飼い主の様子を見ながら甘えている感じで、一度甘え始めるとずっと甘えています。
甘えが控えめな他に、我慢強い所もあります。しかし、男の子と同じで留守番など一人での時間が多いと、寂しく感じるので頻繁な留守番はなどはやめてください。
犬は、言葉にできないだけで、人間より寂しがりです。大事な愛犬が一人家でポツンと留守番させられているのは可哀そうだと思いませんか?
頻繁に留守番をさせる人は、犬を飼わない方がいいですね。
トイプードルの去勢と避妊について
トイプードルの男の子と女の子では、去勢・避妊手術を受けさせる/受けさせないと意見が分かれます。
去勢・避妊手術のメリット・デメリットを紹介します。
去勢手術のメリット
去勢手術のメリットは、以下の通りです。
繁殖の予防
愛犬の子供を望んでいないのに、無計画な妊娠出産は愛犬・生まれてくる子供にとって悲しいということしかありません。
男の子は、発情期に交配できないことがストレスになります。発情期は、ホルモンバランスの影響で無駄吠えや凶暴になったり、落ち着かなくなります。
犬のストレスは長引くと病気に繋がるので、去勢手術がストレス減少に効果があると言われています。
手術により「交配したい」という欲求がなくなるので、ストレスを抱える事無く落ちつきます。
病気の予防
去勢手術は、繁殖予防の他に病気の予防にもなります。
犬の男の子の生殖器は、ホルモン系の病気が5歳を過ぎた頃から現れ始めます。
現れ始めてから手術をするとなると、体に負担がかかるので若い頃に去勢手術をしておいたほうがいいです。
性格が穏やかになる
手術により発情期のホルモン分泌を抑えられるので、穏やかな性格になると言われています。
マウンティングやマーキングが軽減する子もいるそうです。
避妊手術のメリット
避妊手術のメリットは以下の通りです。
乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの女性疾患のリスク予防
女の子は、避妊手術をしないでいると、子宮や乳腺など生殖器の疾患にかかる可能性が高まります。
生後5,6か月頃に手術をすれば、乳腺腫瘍にかかるリスクが減ると言われています。
子宮蓄膿症は、出産経験がない高齢の女の子がかかりやすく、子宮に膿が蓄積することで、発熱や嘔吐、陰部からの出血や膿が出るなどの症状が見られます。
子宮にある膿が排出されると、腹膜炎を起こし最悪死亡する可能性もある病気です。
避妊手術で、子宮を全摘出すれば疾患にかかることを防げます。
発情期のストレスの減少
発情期になると陰部からの出血や神経過敏、乳腺炎を起こします。
出血によりオムツを履く子が多いでしょう。一日オムツを履いているのは、トイプードルにとってストレスとなります。
避妊手術をすることで、出血や乳腺炎なども改善されストレスを減らす事ができます。
去勢・避妊手術のデメリット
去勢・避妊手術のデメリット
妊娠出産ができなくなる
避妊手術で子宮を摘出するので、妊娠出産はできなくなります。
ドックショーに出る犬は、繁殖できることが条件なので、出場資格がなくなります。
全身麻酔による体への負担
犬は手術をする際に、全身麻酔を行います。全身麻酔は、体に様々な影響を与える可能性もあります。
特に、シニア犬での全身麻酔は、影響を受けやすいと言われてます。
手術前に血液検査などの結果から、手術を受けても大丈夫と判断されれば麻酔によりリスクを心配することはないそうです。
しかし、必ずしも検査でも問題なくても麻酔によりリスクが起こらないとは言い切れません。
肥満になりやすくなる
手術により女性・男性ホルモンの分泌が止まるので、基礎代謝が低下し太りやすくなります。
なので、術後は獣医から太りやすくなるので、食事管理は徹底するように言われます。
まとめ
トイプードルの男の子と女の子の性格や性別による違いについて紹介しました。
この記事で紹介した事を参考にすれば、性別の違いを知ることでトラブルや悩みを事前に回避することができます。
とはいえ、性格に関しては、個体差による違いが多いです。性別の違いを知った上で実際に触れ合ってどんなワンちゃんなのか判断しましょう。
大事なのは、どんな子でも家族として大切にしてあげることです。
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