愛犬が畳におしっこを粗相したの。畳だから中々取れなくてどうしたら取れるのかしら?畳におしっこを粗相した時の対処法を知りたいわ!
犬が畳におしっこするのはマーキングの意味があるんだよ。汚れをや臭いをしっかり取らないと何度もおしっこをしたくなるんだ!
畳がある家庭では、愛犬による畳への粗相トラブルがつきものでしょう。畳はカーペットやマットと比べると交換が大変です。一度の粗相をしっかり掃除しないと畳に染みこんでしまい、染みや臭いが残ってしまいます。
犬が畳に粗相するのは、マーキングなどの意味があります。畳の染みより臭いをしっかり取らないと再度畳におしっこをされてしまいます。
今回は、畳みにおしっこを粗相された時の対処法を紹介します。
畳に粗相する理由
畳に粗相する理由は以下の通りです。
トイレが分からない
トイレの場所を認識していないと、粗相してしまう事があります。トイレを認識できていないのは、トイレトレーニング不足をしっかりとできていない飼い主の責任です。愛犬が悪いわけではありません。
トイレの場所が分からない事で粗相してしまう場合は、トイレトレーニングでしっかりとトイレの場所を覚えさせれば解決します。
トイレが汚い
トイレが汚いままだとトイレしたがらないので、常にトイレを綺麗にしておく必要があります。人間も汚いトイレでトイレしたくないのと同じです。
また、多頭飼いでトイレを共用していると、他の犬の臭いが付いたトイレではしたくないという事で、粗相してしまうこともあるので、多頭飼いしている家庭は、トイレも別々に用意しましょう。
精神的に落ち着かない
犬はストレスに敏感なので、ストレスが溜まると粗相してしまう事があります。引っ越しや騒音など生活環境が変わるとストレスを感じ溜めこんでしまいます。
ストレスによる粗相は、愛犬からのSOSを意味しています。粗相しているのを見つけたら、叱らずストレスとなる原因を取り除きましょう。
構ってほしい
飼い主に構ってもらいたくて、飼い主の気を引こうとわざと粗相する事があります。粗相の他に噛みつきや無駄吠えなど問題行動で飼い主の気を引こうとする事があります。
粗相など問題行動がみられたら、無視する事が一番の改善方法です。逆に構ってしまうと問題行動をとる事で構ってもらうと認識してしまうので。
粗相の片付けも愛犬と目を合わせずに淡々と行い、声もかけないことがポイントです。無視や声掛けをしない事を繰り返す事で、犬も問題行動しても構ってもらえないと理解します。
老化
老化によりトイレの位置が分からなくなったり、視力・嗅覚などの低下などにより粗相する回数が増えます。
病気
糖尿病や膀胱炎などの病気により尿意を我慢できずに粗相してしまう事があります。特に、利尿剤を服用している場合は、起こりやすいです。
畳に粗相した時の対処法
畳に粗相した時の対処法は、粗相した場所に塩・小麦粉・ベビーパウダーのどれかをすぐに撒き、水分を吸い取らせてから掃除機をかけます。
掃除機をかけたらお湯で濡らした雑巾をしっかりと絞り、しっかりと拭きます。さらに、乾拭きをし、しっかりと乾かします。
畳に染みついた尿染みの取り方
小麦粉やベビーパウダーなどでも染みが取れなかった場合は、以下の方法を試してみてください。
- 畳にお湯をかけて染み込ませて少し経ったら、乾いた雑巾をシミの場所にのせて押し付けて雑巾に水分が吸わる。一度吸わせたら、雑巾の乾いている箇所で再度吸い取る事を繰り返す。
- 1:1の割合で薄めた酢と水をスプレー容器に入れて染み個所に吹きかける。(酢の臭いは2~3日経てば無くなる)
- ドライヤーや部屋の換気で乾かす。室内に風を入れる事で水分が乾き、染みが目立たくなる
ついつい染みの個所を擦ったり、薬剤を使用したりする人がいますが、薬剤や擦る事は畳の耐久性を劣らせてしまいます。拭き取る時は、押し付けるように吸いとるのがいいです。
畳についた臭いの取り方
染み取りの時に、お酢を使う事で消臭効果が期待できますが、完全に臭いを消すことができない事もあるので、消臭剤を使うのが確実です。
消臭剤も犬が舐めても安心なペット用の消臭スプレーにしましょう。
粗相をやめさせる方法
粗相をやめさせる方法は以下の通りです。
落ち着かせる
分離不安症など精神的に不安定が原因で、粗相する事もあるので精神的に落ち着かせることが大事です。
落ち着かせるために必要以上に構いすぎたりするのは逆効果なので、自然なスキンシップで愛犬と生活する事で改善される事が多いです。一度、愛犬への接し方を見直してみるのが大事です。
定期的にトイレに連れて行く
病気や老化による粗相をやめさせる事は難しいです。愛犬が意図的に粗相しているわけではないので、トイレのタイミングを見計らって定期的にトイレに連れていくことが改善策となります。
また、定期的にトイレに連れて行くのも困難になった場合は、老犬用のオムツやマナーウェアを身に着けるのも検討しておきましょう。
病院に連れていく
粗相は、病気や老化が原因で起こる事が多いです。突然、粗相し始めた/回数が多いなどいきなり粗相し始めた場合は、病気や老化の可能性があるので、病院に連れて行いった方がいいです。
まとめ
犬の粗相は、病気や老化の他に飼い主に構ってほしくて行う事もあるので、粗相に対して過剰に叱ったり構ったりするのはやめましょう。
過度に構ったり、叱ると「粗相=構ってもらえる」と認識してしまうので、過度に構わず淡々と片づけ続ける事で犬も粗相しても構ってもらえないと理解します。
また、病気や老化による粗相もあるので、普段の行動と違うと感じたら一度病院に連れて行きましょう。犬は、言葉で体調不良や気持ちを伝える事ができないので、飼い主が気付いてあげなければなりません。
愛犬が粗相したら、すぐに叱らずに粗相した原因を考え、改善を行いましょう。
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